2015年7月16日木曜日

初めまして

はじめまして、セレライン矯正歯科 院長の高畠です。
院長の独り言を書きます。


どうして一生使う大切な歯を簡単に抜いて矯正治療(歯並び治療)をする人が大勢いるんだろう?
本当に不思議で不思議で。


私は、歯を守ることが歯科医師の本分と考えています。
私は、歯科大学を卒業後、歯の根(歯根といいます)を残す治療を熱心に行っていた
診療所に勤務させて頂きました。
スタートから勤務先の院長に、「何が何でも根管治療をしっかり行って歯を残せ」と指示され
それを達成するために根管治療の技術習得に懸命に励みました。
そのような経緯からか、なんでもない綺麗な歯を抜いて矯正治療をすることに
とてつもない抵抗感があります。


私の医院に、「昔矯正治療で歯並びを直したのですが、治療が終わって数年たってから
噛み合わせが悪くなったので診てほしい」と相談に来る方も結構います。


こういう現実を突きつけられると、歯並びを直すために歯を抜いて治療することに
何の価値があるのだろうとの思いが募ります。




私は矯正治療を受けようと考えている人に言いたい。
「矯正治療をするなら、歯を抜かないでおこなってほしい。
歯を抜かないことには矯正治療ができないと言われたら
そんな治療を受けないで止めてほしい。
将来の治療技術の進歩に期待してそれまで待っていてほしい」と!!





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